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2011年10月17日・Seido Hirayama・ 50代以上 , イギリス , ワーク&カルチャーインターン
シェリー、ワーズワース、コウルリッジのロマン派の詩にあこがれて、ここ英国ハルに来て、一月が経ちます。私は今、英国ハル大学で、語学を学ぶ一方、ハル大学の学生に日本語を教えています。大学は環境がよく治安もとれていて、学生はよく勉強します。日本語は日本人にとって、やさしい言葉ですが、外国人にとっては、とても難しいようです。ひらがなの「く」が逆になったり、「は」を「ほ」と間違えたりします。フラッシュカードで繰り返し教えています。授業は英語で教えていますが、学生は私のつたない英語でも理解しています。10月の微風が木々の葉を揺らし、秋の弱い光が情緒を誘います。10月の青空の中、途切れ途切れの雲が風に流され、ワーズワースの詩が思い出されます。「草原の輝き、花の栄光」。周りの環境は、紅葉したたくさんの木々が木の実をたくさんつけて、リスや小鳥が啄ばんでいます。ここハルはロンドンとは異なり、日本人がほとんどいません。言葉は英語のみです。10月の私の目標は二つあります。ひとつは、私の日本語を学ぶ学生が、私の授業にしっかりついてくること。もうひとつは、私の語学の勉強で、教授の英語の講義が全部聞き取れるようになることです。では、11月にまた。

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