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2011年08月28日・Natsuki Shimizu・ 20代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
日本では七夕の催しを、7月7日、または旧暦に合わせて8月に行いますが、その頃こちらは夏休み真っ盛り。織姫と彦星の話や、飾りや、短冊等々、日本文化紹介になりそうな行事がひとつ紹介できないのは・・・と思い、8月下旬に、日本の夏休みを紹介しがてら、メインは七夕について伝える授業をしてみました。
まず、日本の夏休みについて、「35度以上になる日もあって、湿度の高い、暑い毎日。」「約40日。」「宿題があって、勉強もする。」と話すと、予想以上の反応。口々に話していたことの詳細まではわかりませんでしたが、「夏休みなのにー!?」と言っていたのはわかりました。「フィンランドの夏はいいね。」と付け足すと、静かになって、みんな納得したのかな、という感じでした。
次に、花火と盆踊りの写真を見せながら、夏祭りを紹介。(ここフィンランドでも、夏になると、中高年の方々を中心に、民族衣装を着て湖の近くに集まり、タンゴ等のダンスを踊る習慣があります。)
そして、メインは、七夕について。笹の葉は手に入らないので、笹の見本を見せた後、代わりに木を使用して、飾り付け。折り紙に切き込みを入れて作る「あみ飾り」と願いをかいた短冊を飾って楽しみました。5年生の子供たち、けっこう本気で願い事を考え、短冊を書いていました。季節外れですが、思いの外、反応がよかったので、安心しました。
今学期から、月に1回ほど全校集会で話す機会をいただいきました。ちょうど、来週に担当する日があるので、授業をしていないクラスにも七夕を紹介して呼びかけ、もっと短冊が集まればいいかなぁと思います。



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