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2011年08月31日・Miyuki Kura・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
「ホストファミリーとの夏休みもまた、私の一生の宝物」

私が研修させていただいているカナダの小学校は、6月25日~9月5日までが夏休みです。この2ヶ月以上の長い夏休みの予定は、前もって5月の初め頃からホストファミリーと何回か相談させていただき決めました。

私の中でまず思い浮かんだ夏休みの計画は、カナダと言えば、ナイアガラフォールズや赤毛のアンのプリンスエドワード島を見ておくべき?はたまた、友人の住むモントリオール訪問?・・・でした。が、ホストファミリーのお誘いを受けて、ホストファミリーと一緒でしかできないバケーションにしようと決めました。

 まず、7月中旬頃、ホストの運転する車で、車窓から見える雄大な自然を満喫しながら(夏でも少し雪をかぶった美しい山々、たくさんの湖や滝、野生のクマやシカも時折発見!)、バンクーバーに約18時間かけて向かいました。途中、ホストの娘さんが住むプリンスジョージで一泊しました。バンクーバーでは、UBC( University of British Columbia)の宿泊施設に一週間滞在し、ホストの校長先生が夏期レクチャーを受けている間、私はバンクーバーのダウンタウンに毎日出かけて観光、買い物を楽しみました。二週目は、ホストの実家のあるペンティクトンに滞在しました。バンクーバーからは車で約4時間のオカナガン湖とスカハ湖の挟まれたリゾート地です。湖に泳ぎに又は散歩に出かけたり、いくつかの果樹園やワイナリーを訪ねたりしました。その週末には、今度は、ホストの親戚の集まりの会に出席するため、世界中から旅行者が集うトフィーノと言う海辺のリゾート地に行きました。集まった親戚の方々みんなでカニを食べたり、地域の夏のイベントに出かけたり、海辺の散歩や森のハイキングを楽しみました。そしてまたペンティ
クトンに戻り、近隣の街、ケロウナやオソイウスに案内していただきました。このようにして、約3週間、ホストファミリーやそのご親戚の方々と楽しく過ごさせていただきました。

 8月1日から4週間は、今のホストと離れて単独行動に移りました。
まず、最初の1週間は、日本から迎えた友人たちとバンクーバーやビクトリア、ウイスラーを旅しました。
そして、次の3週間は、昨年IIPを通して知り合ったアメリカの元ホストファミリーを訪問しました。アイダホにある山の別荘にご招待していただいたのです。約1年ぶりの再会は感動でした。アイダホでは、山や森、湖へのハイキング、サイクリング、Yellowstone National Park およびGrand Teton National Parkへの観光、地元の街歩き、ビール工場、ファーマーズマーケット、野外音楽フェスティバル、ロデオショー、プライベート用の飛行場見学、カヤック、魚釣り、乗馬をしながら山の散策約2時間、ミュージカル鑑賞・・・など一緒に楽しませていただきました。アイダホでもまた、大自然を満喫できました。色とりどりの野の花の向こうにそびえる雄大な山々の眺め、美しく青く澄んだ湖、オレンジ色のサンセット、山の上にぽっかりと浮かぶ月に、毎日心が本当に癒されました。エルクやバイソン、ムース、シカ、リスなどの野生の動物との出逢いもあちらこちらでありました。

以上、個人の旅行では絶対できないと思われる、今の、また、元のホストファミリーの方と一緒にいたからこそ出来た数々の大自然や人々との出逢い・・・この夏休みの全ての経験もまた、私の一生の宝物で
2011年08月29日・Mari Uchiyama・ 30代 , スウェーデン , スクールインターン
8月も後半になると、こちらは秋の気配が感じられるようになります。先日「クラフトルをとりに行こう」と誘っていただき、「クラフトルって何だろ
う...」と思いつつ行ってみると、ザリガニのことでした。ザリガニはこちらでは、ポピュラーな食べ物で大量の水と塩とビールで煮込んで、お酒と一緒に食べるんだそうです。味は、普通のエビみたいな感じですが、殻をむくのにけっこう手間がかかる割に、食べるところが少ししかないのがちょっと残念です。それから、こちらの人は散歩のついでみたいな気軽な感じで「キノコ狩り」をします。スウェーデンでは、どこででも勝手にキノコ狩りして良いらしく、みな自分の「秘密の場」を持っているんだそうです...。この、クラフトルとキノコが出てくると、秋が来たなぁと思うんだそうです。
国際理解教室が週3回。そして日本語教室を週2回教えています。今週末で1グループ目の日本語教室が終わりになります。合計で20回子どもたちは授業を受けたことになります。最後の授業は日本語でスピーチを行います。今日はそのための原稿作りをしました。と言っても、これまでの習った単語や文章を繋いで、自分のスピーチを作りました。どの子も一生懸命作っており、金曜日までには紙を見ないで言えるようにするからね!と楽しそうに帰っていきました。最後の日本語教室がどんな授業になるのか今から私が楽しみです。
2011年08月28日・Mari Uchiyama・ 30代 , スウェーデン , スクールインターン
先週は、研修校主催の大規模な勉強会があり、この学校で取り組んでいるAggression Replacement Training(ART)についてのスピーチや、ワークショップに参加させていただきました。スピーチやワークショップは英語で行われ、全部は理解できませんでしたが、とても勉強になりました。主に攻撃性があったり、協調性がない子どもたちに対する指導法でしたが、会話の際には必ず名前を呼ぶようにするとか、子どもたちには必ずゴールを設定して、その際は簡単なことから徐々にレベルを上げて達成感を体感させるなど、私でもすぐに実践できることもあったので、今後の参考になりました。
2011年08月28日・Natsuki Shimizu・ 20代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
日本では七夕の催しを、7月7日、または旧暦に合わせて8月に行いますが、その頃こちらは夏休み真っ盛り。織姫と彦星の話や、飾りや、短冊等々、日本文化紹介になりそうな行事がひとつ紹介できないのは・・・と思い、8月下旬に、日本の夏休みを紹介しがてら、メインは七夕について伝える授業をしてみました。
まず、日本の夏休みについて、「35度以上になる日もあって、湿度の高い、暑い毎日。」「約40日。」「宿題があって、勉強もする。」と話すと、予想以上の反応。口々に話していたことの詳細まではわかりませんでしたが、「夏休みなのにー!?」と言っていたのはわかりました。「フィンランドの夏はいいね。」と付け足すと、静かになって、みんな納得したのかな、という感じでした。
次に、花火と盆踊りの写真を見せながら、夏祭りを紹介。(ここフィンランドでも、夏になると、中高年の方々を中心に、民族衣装を着て湖の近くに集まり、タンゴ等のダンスを踊る習慣があります。)
そして、メインは、七夕について。笹の葉は手に入らないので、笹の見本を見せた後、代わりに木を使用して、飾り付け。折り紙に切き込みを入れて作る「あみ飾り」と願いをかいた短冊を飾って楽しみました。5年生の子供たち、けっこう本気で願い事を考え、短冊を書いていました。季節外れですが、思いの外、反応がよかったので、安心しました。
今学期から、月に1回ほど全校集会で話す機会をいただいきました。ちょうど、来週に担当する日があるので、授業をしていないクラスにも七夕を紹介して呼びかけ、もっと短冊が集まればいいかなぁと思います。


2011年08月27日・Yoshie Mashita・ スクールインターン
先週今週と授業の見学。たくさんの授業を見学した。先生、生徒は英語力はすごい。小学生から英語の授業が始まり、TVもいくつか英語で放送されフィンランド字幕だ。文法は教えているが、テキストは実用英語だと思う。英語コース、音楽コースなどに分かれているので、英語コースの生徒の授業はほとんど英語。インターネット等を利用し、他ヨーロッパと交流し、私の学校はロシアに近いのでロシアの学校との交流が特に多いらしい。去年の春、日本人インターンが半年いたらしいがIIPの方かどうかは不明。何人かの生徒は日本に興味があり来週から放課後に日本語と日本文化のコースを始める。先生方のクラスに行き、週に数時間、折り紙、書道、文化を紹介する予定。あと日本の音楽、歌舞伎のリクエストがあった。何とかリクエストに答えたい。音楽コースでは世界の音楽を学んでいるし、ヘビーメタルから、ポップ、クラシックまで。とにかく学校では生徒には十分な選択肢を与えるらしい。日本とは少し違う?
先生方は生け花に興味があり、紹介する。やっぱりガーデニングを楽しんでいるからだろう。
今後日程は未定だが、近くの学校、幼稚園に行く予定。10月からは週に1時間日本語コースを持たせてもらえるかもしれない。
みなさん親切。先生から紹介され、9月に10日間ラップランドに行く予定。大自然を体験できそうで、楽しみにしている。英語はもちろんフィンランド語を少しでも覚えて帰りたい。
2011年08月26日・Etsuko Iso・
8月8日に職員会議で、9日から新学期です。今期は当初、2名しか受講者が居ないと思っていたのに、始めてみたら12名もの生徒が参加してくれています。他校から放課後に駆けつけてくる子がほとんどで、中には3年ほど市民講座で日本語を勉強している強者もいます。日本語の学習レベルに差があるのが難点と言えば難点ですが、五十音の発音/書き取りと文化紹介と折り紙というように活動を分けてやっているので、それなりに満足してくれているようです。
おまけ。所属校の生徒と文通交換しようと、普通郵便扱いでフィンランドから小包を送ったら、見事行方不明になってしまいました。こちらの高校生の手紙が入っていたので生徒に謝ったのですが、まさか郵便事故に遭うとは思わず、次回からはしっかり追跡オプションを付けるよう心がけようと思った次第です。サンタ村のDVDまで入れたのに~!!!
2011年08月26日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
こんにちは。カナダの学校は、2か月という長~い夏休みの真っ只中です。7月は、観光も兼ねて、Calgaryの大学で、English Immersion Programに参加してきました。参加者は、提携している大学からの学生が多く、(若い!)中国、韓国、日本がそれぞれ20名前後、残りが中南米ですが、SpainとRussiaもいました。ちなみに、私のroom-mateは、35歳のメキシコ人教師で、辛いもの大好きです。彼の好きな激辛chicken wingsを一緒に食べてたら、唇が腫れてしまいました。授業は平日、8:30~10:30と11:00~12:30の2コマで、午後は自由参加のactivitiesがあったり、校外での課題が出されたりでした。campus内は全面的にWi-Fi化されていて、residenceでもパソコンが使えます。そのため、iphoneとipod-touchは大活躍で、私もほしくなりました。授業では、いろいろな活動があり、自信になりました。最後のTravel Expo(プレゼン)では、7チーム中最優秀となり、USBメモリーをゲットしました。週末には、Rocky Tour、Stampede、Rafting$!B$KDrumheller観光と遊びの活動もいろいろあって(これが目当てでこのprogramを選んだようなものですが)、友人も増えました。nativesではない人と、英語で会話できたのもいい経験です。彼らとは、今でも、e-mailやFacebookを通じて交流があります。わずか4週間でしたが、Calgaryが大好きになりました。
 Calgaryからは、GreyHound(バス)でJasperへ。1日観光した後、VIA鉄道でPrince George(British Columbia州)へ。Canadian Rockyの山々はそんなに高くはありませんが、厳粛な雰囲気をたたえ、水はエメラルドに輝きます。鉄道のチケットはラッキーなことに半額($140)でした。
Prince Georgeから車で1時間ほど北西に行った、Vanderhoofという町に、私のホストの兄、Gordonが住んでいます。彼とは5月にOntarioで一緒に釣りをしている既知の仲です。trout釣りのほか、製材所見学や彼の仕事に同行したりと、他ではできない経験でした。彼は林業で働いています。収入はいいけれど、きつい仕事です。家は、森の中の5エーカーもの広さの土地にあります。表通りは森の中の一本道みたいですが、木々の背後に、そんな広い家が何十軒も続いています。約30年前に$30,000で土地を買い、トレーラー・ハウスで暮らし始めたそうです。当時は本当に森でした。木を切って土地を広げ、$53,000で家を建てたのが20年前。きれいな庭つきのこの家の現在価格は$350,000になります。彼はリタイアしたら、家を売って、夫婦2人で小さな家に移るつもりです。日本では不可能ですね。土地価格が高いのは仕方ないとしても、中古住宅は高値では売れません。不動産の仕組みが違うのだと思います。羨ましくなる話です。

2011年08月15日・Kazuaki Yazawa・ 20代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
2か月の夏休みの間、ヨーロッパ各地を旅行して回った。
まず、6月末から7月にかけて、フランスの友人とイギリスの恩師を訪ねて2週間の旅をした。フランスでは、高校時代の短期留学で知り合った友人と9年ぶりに再会し、彼の住むフランスの田舎町でのんびりとした生活を満喫した。特に、近くの農場まで森の中を歩き、風に揺れる小麦畑を眺めながらのピクニックランチは最高だった。また、以前にホームステイで受け入れたフランス人の家も訪れ、大都会の住宅地での生活も味わった。ユーロスターでイギリスへわたり、短期留学でお世話になった先生との再会も果たした。自身の目を海外へ向け続けるのに大きな影響を与えたイギリスでの日々を思い出し、当時思い描いた将来像と今の自分がどう近づいたのか、何がまだ足りないのか、など、これまでを振り返ることのできる充実した旅となった。
フィンランドへ戻り、日本からの友人の訪問を受けたり、家族を案内したりして、主にHelsinkiとTurkuを観光した。その後7月末から8月にかけて、鉄道を使ってドイツとチェコを旅行した。伝統料理を味わったり、ノイシュバンシュタイン城やプラハの街並みの美しさに感動したりして、ヨーロッパの長い歴史を感じることのできる旅となった。
8月16日から、新学期が始まる。週に計5コマ、中学と高校で授業を担当することになっているので、現在はその準備をしながら過ごしている。また、実験を主体とした理科の授業も、進度に合わせて行ってゆくことになっている。

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