甘くないインターン生活でしたが、
認められて、研修先に就職できました

竹内美樹さん
カナダ
大学を卒業して、ホテルに就職して1年。同期入社の男性にくらべて女性はサポート的な仕事ばかりで、会社の体制に疑問を感じていたとき、インターンシップに出会ったのです。海外で働きたいという憧れと、コンセルジュ(フロントのスペシャリスト)になりたいという夢を抱いて研修に出発しました。カナダのカルガリー空港で、出迎えの研修先のホテルの上司に開口一番「他団体からのインターンで、3週間でクビになった子もいたよ。」これが、現在の私のボスとの初対面です。研修の当日からフロント業務を命じられ「君は日本でも同じ仕事をしているはず」とひと言。思っていた以上にきびしい研修が待っていたのです。外国語学部を卒業し、高校時代に留学の経験もあり、語学には少し自信があったのですが、そんな自信はあっという間に打ち砕かれ、毎日が緊張の連続。1ヵ月後、研修旅行を言い渡され、今までテスト期間だったことを知り、ビジネスのきびしさを実感しました。研修後ホテルのプロポーズを受けられたのは、インターンというチャンスと、素晴らしい上司や仲間に恵まれたからと、感謝しています。