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【アメリカ】テレビ局のインターン事例

【アメリカ】テレビ局のインターン事例

投稿日:2014-05-30


Sさん

参加時の年齢:28歳

海外インターン内容:アメリカのテレビ局

参加時の状況:
・新聞社に記者として勤務
・アメリカで研修(1年間)
・帰国跡は日本のテレビ局勤務を希望

映像を使った報道を学びたい

日本では、新聞記者として警察や裁判関係、アイヌ民族関係の記事を担当していましたが、映像を使った報道に興味を持ち、それなら一度アメリカで修行したいと考えていたときに仕事の現場で学べるこのプログラムを知りました。

将来はテレビ関係の報道に関わりたいので、ローカルのテレビ局を希望していました。決まったときはうれしかったですね。アメリカという国を選んだ理由は2つあります。1つはイラク戦争などで国際的な批判を浴びているけれど、アメリカ人はどう感じているかを知りたかったこと。そして、もう1つは日系アメリカ人に関する取材がしたかったからです。

若いスタッフが多いテレビ局は和気あいあい

研修先は、アメリカサンホアキンバレーの中核都市フレズノにあるFOX系列のテレビ局です。従業員約250人とあまり大きくはない局で、主にリポーター、カメラマンとともに現場にでかけ、取材の補助作業などを担当していました。

インタビューをすることもありますし、映像の編集作業や投稿記事の編集作業などもやらせてもらっています。「やりたい」と言えばなんでもやらせてもらえる雰囲気でした。また、こちらの人たちは、働き方がうまく、あまり具合が悪くなくてもSick Offを取り、自分で健康状態を調整しているようです。

休みは権利として保持し、絶対にサービス休日出勤等はしません。若い従業員が多く、プロデューサーもディレクターも30代の女性で、記者やカメラマンは20代から30代がほとんど。50代の報道部長等が一応しきってはいますが、結構自由です。社員を激励する試みも積極的で、月に1回は「○月生まれの人のための誕生会」と銘打って、社員にケーキとアイスが振舞われます。みんな和気あいあいとしているので楽しく、同年代の人が多いので話も合います。

知りたいことがあれば意思表示をしよう

こちらでは、何をするにも待っているだけでは誰も助けてくれません。映像編集を教えてもらおうとしても、誰も指導責任がないインターンには教えてくれないのです。つまりこちらから積極的に尋ねる態度が必要なのです。日本では「誰かが助けてくれるのが当たり前」ですが、こちらではそうではなく、周りも「何か聞かれたら助ける」というスタンスです。

不安で一杯だった活動初日の終わりに女性プロデューサーに「You made it!」と言われたときはうれしかったですね。帰国したらまた報道関係の仕事につきたいと考えています。そして日本在住の日本語があまり話せない外国人にもインタビューできるバイリンガルの報道マンになりたいと思っています。



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